初心者でも出来る落花生の育て方のコツ

花が落ちて実が生まれる「落花生」は、地中に豆が出来るのが特徴です。

今回は初心者でも出来る落花生の栽培方法です。

種から苗からどっち

落花生は、種から発芽し成長します。発芽しやすいですので、種まきからチャレンジしてみてください。

種から

種は、直接、畑にまくか、ポットにまいて芽が出たら畑に定植します。おすすめはポットにまいて、芽を出してから畑に定植するとすべての芽がそろいます。

5月に種をまくのがタイミング的に丁度良いです。暖かくなったら種をまきます。発芽するのにある程度の気温が必要ですので、5月の暑くなるタイミングを見て種をまくと、かなりの確率で発芽します。

1つのポットに1粒まいて、発芽したらそのまま畑に定植します。

植え付け

落花生は日当たりの良い、風通しのよい環境で育てます。暑さを好みます。

植え付けは、南向きの場所に植えるようにします。

植え付け時に穴に化成肥料を入れる時は、少なめに入れます。足りないようなら後から肥料を入れていきます。

最後にしっかりとお水をあげます。

肥料

元肥

最初に土づくりが必要です。苦土石灰を入れてやわらかい土にします。元肥は入れなくても大丈夫です。入れる場合は、化成肥料8-8-8などを植え付け時の穴に少し入れておきます。

追肥

肥料には液体と固形があるのですが、固形肥料が使いやすいです。花が咲き始めたら土寄せと一緒に株元に少し追肥します。

成長が弱い、強いを見極めて追肥する量を調節します。

仕立て方・土寄せ

ほとんど仕立ては要らないです。自立して成長しますので、支柱も建てなくても大丈夫です。花が咲き終わると、つる(子房柄)が下がって土の中に入ります。この時にやわらかい土をかぶせます。

花が次々に咲いては、つるが下がりますので、こまめに土をかぶせていきます。

病害虫

コガネムシやアブラムシなどが出ます。早めの発見で捕殺します。

収穫

落花生の葉が黄色くなり、枯れ始めてきたら収穫する目安です。試し掘りをして、さやに網目があれば収穫できます。葉を下にして立てて干します。

鳥などに食べられないように気を付けます。

取り立てをそのまま茹でると「ゆで落花生」になります。落花生を育てたら1度は試してみたい食べ方です。普段の乾燥したものとは、別物の味わいです。

Translate »