家庭菜園をはじめるためのスタートガイド

「家庭菜園を始めてみたい。何からするの?」「今から育てられる野菜は何かな。」

今回は、私がはじめて家庭菜園をやってみた時に、知っておけばもっと楽だったのにと思うことをまとめてみました。

場所を決めよう

庭に少しでもスペースがあれば、菜園に出来ます。1m角あれば十分です。その場所の土を確認してみてください。固く締まっているでしょう。そのまま野菜を植えてもうまく育たないので、土を足す必要があります。

土つくりから始めても良いのですが、培養土を入れたほうが野菜の生育が良いです。

野菜の培養土がお勧めです。基本的な肥料が入った土になりますので、そのまま使うことが出来ます。

畑にしたい場所の土を掘ります。掘り起こした土は周りに盛り上げておきます。掘った穴に野菜の培養土を入れます。

プランターや農園を借りる

庭に土がない時には、プランター栽培がお勧めです。ちょっとしたスペースがあれば、ミニ菜園ができます。

近隣に市民農園などがあれば借りるというのも方法です。日当たりも良く土も野菜つくりに最適に手入れがされています。育て方を教えてくれる先生がいるところも多いです。

用具を揃えよう

小さな家庭菜園なら、小さなスコップでも大丈夫ですが、大きくするなら最初から揃えておくと、作業が効率的に行えます。ホームセンターやインターネットショップで気に入った道具を探してみてください。

スコップ

園芸用のスコップは大小いろいろとあります。手に取って持ちやすく使いやす物を選びます。

平鍬

土をならすのに必要になります。1本あると手間が少なくなります。

レーキ

爪がついていますので、小さな石や葉などを取り除く作業が効率化できます。土の表面を平らに出来ます。

長靴

畑に入る時には、長靴をはきましょう。今は、デザイン性に優れていますのでお気に入りの長靴を探してください。

ジョウロ・ホースリール

水撒きに必要です。小さい菜園ならジョウロを準備して、大きい時には水道にホースをつなげて水撒きします。ジョウロは、種や苗を植えた時に使います。先がシャワー状になっているものを使います。

剪定ばさみ

芽や茎を切ったり、太めの枝を切ったりと必要になります。長く使いますので用途に合った手に馴染むものを1つ持っておきます。

支柱

トマト、ナス、キュウリなど茎を誘引するために使います。

野菜を植える時期

野菜には、成長適期があります。季節に合わせて種まきをしたり、苗を植えます。

キュウリ、トマト、ナス、ピーマンは、4月から5月に植え付けます。

白菜、ブロッコリーなどは9月に植え付けます。

ここは、住んでいる地域の気候に合わせる必要があります。

肥料

肥料

野菜を大きく成長させるために肥料は入れるべきと思います。主に3要素があります。

窒素「N」、リン酸「P」、カリ「K」

N・P・Kが重要です。

窒素「N」は葉や茎の生育に、リン酸「P」は花や実の生育に、カリ「K」は茎や根の生育に効果を発揮します。

肥料の購入

肥料のパッケージを見ると、このN・P・Kの配合割合が書かれています。

「N8-P8-K8」と書かれていたら、窒素、リン酸、カリが各8%含まれているという事になります。

100g中ですと、8gずつ含まれますという意味です。

野菜により最適な組み合わせがあり、〇〇野菜用など記載のパッケージもあります。

農薬

農薬と聞くと体に悪そうと思ってしまいますが、決められた用法を守って使えば野菜に病害虫が出にくくなります。

最初の初期生育に、ちょっとだけ農薬を入れることをお勧めします。無農薬での栽培を考えている方も多いと思いますが、失敗する確率が高くなります。無農薬栽培は、超上級者向けの栽培方法ですので、初心者の方は無理しないほうが良いです。

虫に食われた葉を収穫すると、食欲がなくなります。それなら1回だけパラパラとまくだけで、このくらいきれいな葉になります。

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ガーデニング用品を選ぶときに、私はアイリスプラザを使っています。デザインも好きですし、手ごろな価格というのもあります。

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