【栽培期間長め】キャベツの育て方のコツ

春、夏、秋に種まきして育てられるキャベツですが、夏に種まきすると冬に収穫できる「冬キャベツ」が育てやすいです。ですが、中上級者向けだと私は思っています。

栽培期間が長く、収穫まで4ヶ月ほど掛かります。また、葉が大きくなりますので場所をとります。

きゅうりやナスは何個も収穫できますが、キャベツは収穫すると終わりですので、家庭菜園で数個作るなら買った方が安いという事にもなります。

ここを充分に考えることが重要です。

せっかく作るなら、紫キャベツ(赤キャベツ)などを作ると畑にいろどりがでて良いと思います。今回はチャレンジしたい方向けに夏植えの冬に収穫するキャベツの栽培方法です。

種から苗からどっち

キャベツは、種からも発芽し成長します。種まきからチャレンジしてみるのも良いですし、苗からだと時間短縮にもなります。

苗から

9月になるとホームセンターなどで苗が販売されます。

苗は、茎がしっかりしたものを選びます。ヒョロッと出てふらふらしている苗は選ばないでください。葉も緑色(紫色)で黄色の変色のないものを選びます。

植え付け

キャベツは日当たりの良い、風通しのよい環境で育てます。涼しさを好みます。

植え付けは、南向きの場所に植えるようにします。キャベツを2本以上植えつける時には40cm離して植えつけます。近すぎず遠すぎない距離にします。

植え付け時に穴に化成肥料を一握り入れます。少なめに入れて、後から肥料を入れていきます。

最後にしっかりとお水をあげます。

肥料

肥料
元肥

最初に土づくりが必要なのですが、元肥は、化成肥料8-8-8などを植え付け時の穴に入れておきます。

追肥

肥料には液体と固形があるのですが、固形肥料が使いやすいです。10月くらいから2週間に1回のペースでまきます。

農薬

最初の初期生育に、ちょっとだけ農薬を入れることをお勧めします。無農薬での栽培を考えている方も多いと思いますが、失敗する確率が高くなります。無農薬栽培は、超上級者向けの栽培方法ですので、無理しないほうが良いです。

虫に食われた葉を収穫すると、食欲がなくなります。それなら1回だけパラパラとまくだけで、きれいな葉になります。

無農薬だとこんな感じです。

仕立て方・摘芽

ほとんど仕立ては要らないです。自立して成長します。茎が伸びていくので、根元に土寄せをして安定させます。

病害虫

アオムシ、イモムシが葉を食べまくります。蝶々が飛んでいれば、アオムシが大量に出てきます。葉の裏に卵がいっぱい産み付けられます。

幼虫は、見つけたら取り除きます。葉の裏側をよく見ると小さい幼虫がいますので、必ずチェックします。

食品由来成分の薬剤もあるので、散布します。

寒くなると減りますので、それまでは毎日のチェックが必要です。

収穫

収穫にはまだ早い

キャベツの中央部分が丸くなってくると、そこから段々と大きくなっていきます。手で押さえて見て、固く締まっていたら収穫のタイミングです。

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