初心者でも出来るオクラの育て方のコツ

食物繊維が豊富に含まれたオクラは家庭菜園でも人気の野菜の一つ。サラダ、煮物、天ぷらなど料理のバリエーションが広がります。

今回は初心者でも出来るオクラの栽培方法です。

種から苗からどっち

オクラは、種から発芽し成長します。発芽しやすいですので、種まきからチャレンジしてみてください。

種から

種は、殻が固いので一晩水につけておきます。直接、畑にまくか、ポットにまいて芽が出たら畑に定植します。

5月に種をまくのがタイミング的に丁度良いです。暖かくなったら種をまきます。発芽するのに25度以上必要ですので、5月の暑くなるタイミングを見て種をまくと、かなりの確率で発芽します。

1つのポットに5粒くらいまいて、発芽したら間引きせずにそのまま畑に定植します。

植え付け

オクラは日当たりの良い、風通しのよい環境で育てます。暑さを好みます。

植え付けは、南向きの場所に植えるようにします。オクラを2か所以上植えつける時には40cm以上離して植えつけます。1か所に4本くらいの苗を植え付けます。

植え付け時に穴に化成肥料を一握り入れます。少なめに入れて、後から肥料を入れていきます。

最後にしっかりとお水をあげます。

肥料

元肥

最初に土づくりが必要なのですが、元肥は、化成肥料8-8-8などを植え付け時の穴に入れておきます。

追肥

肥料には液体と固形があるのですが、固形肥料が使いやすいです。6月くらいから2週間に1回のペースでまきます。

成長が弱い、強いを見極めて追肥する量を調節します。

仕立て方・摘芽

ほとんど仕立ては要らないです。自立して成長しますので、支柱も建てなくても大丈夫です。少しひょろひょろくらいの成長が望ましいです。実も柔らかくなり、1日くらい取り忘れてもやわらかい実のまま取れます。

最初は成長がゆっくりですが、だんだん成長が早くなり、沢山の実が取れるようになります。

1か所に1本のオクラを育てると、かなりの勢いで成長します。取るタイミングが遅くなるとすぐに大きくなり実も硬くなります。

病害虫

アブラムシなどが出る前に食品由来成分の薬剤を散布します。葉の裏などをチェックして、予防を早めにします。

農薬も1回だけ散布できるものもあります。

収穫

オクラの花が綺麗に咲くと、そこから実が大きくなっていきます。7cmくらいが収穫する目安です。種があり、ネバネバがあれば適期です。

種がなく、ネバネバがない時には、もう少し遅く収穫します。実が固い時には、もう少し早めに収穫します。

収穫したら、収穫したオクラの2段下の葉を切り落とします。成長が早い場合は1段下の葉を切り落とします。この葉の切り落としで、成長を調節します。

Translate »