料理の彩りに使われる芽キャベツは家庭菜園でも人気の野菜の一つ。キャベツのぐっと濃縮した味があるので好きな野菜です。たくさん収穫出来るので、育てる楽しみが長く続きます。今回は初心者でも出来る芽キャベツの栽培方法です。
種から苗からどっち
芽キャベツは、種からでも発芽し成長します。しかし、はじめて芽キャベツを作る方は苗の購入をお勧めします。
種まきからだと、夏の暑い時期に苗の成長が悪い時があります。その心配が要らないのが、苗の購入です。
苗から
8月~9月になるとホームセンターなどで苗が販売されます。
苗は、茎がしっかりしたものを選びます。ヒョロッと出てふらふらしている苗は選ばないでください。
葉も緑色で黄色の変色のないものを選びます。
植え付け
芽キャベツは日当たりの良い、風通しのよい環境で育てます。涼しいところを好みます。
地植えの場合、南向きの場所に植えるようにします。芽キャベツを2本以上植えつける時には50cm以上離して植えつけます。
植え付け時に穴に化成肥料を一握り入れます。
最後にしっかりとお水をあげます。
肥料
元肥
最初に土づくりが必要なのですが、元肥は、化成肥料8-8-8などを植え付け時の穴に入れておきます。
追肥
肥料には液体と固形があるのですが、固形肥料が使いやすいです。2週間に1回のペースでまきます。肥料はこまめに与えます。
仕立て方・摘芽
上に葉が沢山出てきたら、下の葉は取っていきます。上部に10枚くらい残すようにします。下の葉は、根元から2cmくらいのところをハサミで切ります。
病害虫
アオムシなどのイモムシが葉を食べて穴だらけになります。毎日、葉の裏を見て、卵や小さなイモムシがいないかチェックします。
寒くなるにつれてイモムシもいなくなります。
収穫
11月下旬になると茎の部分からわき芽が出てきます。長く伸びずに丸い葉が段々と大きくなります。これを収穫します。芽キャベツは、2cmくらいの大きさになったら収穫するのが目安です。葉が開かないくらいが収穫時期です。